グウェン・ステファニー、イヴ、ドレーのコラボレーション
が再び!
[2005年04月
27日]
自分のアパレルラインも展開するなど、ファッションリーダーとしても注目を集めているロックシンガーのグウェン・ステファニー(Gwen
Stefani)が、イヴ(Eve)とドクター・ドレー(Dr.Dre)とのコラボレーション企画に取り組んでいるようだ。
イヴの"Let
Me Blow Ya Mind"以来の共演となる3人は今回、日本でも何度も公演されているミュージカル『Fiddler on the
Roof(邦題: 屋根の上のヴァイオリン弾き)』で使われている"Rich
Girl"のリメイクを行う予定だという。MTV系列のVH1のインタビューで、グウェンは「私の家で開いたホームパーティでイヴと
また一緒に曲をやりましょうっていう話になったのよ。」とその経緯を語った。またどうして"Rich
Girl"のリメイクになったのかと尋ねられると、「ドレーがそのアイデアを出したの。でも曲につける新しいヴァースを書かなきゃならなかったからパニッ
クになったわ。インスピレーションを得るためにブロードウェイを観に行ったくらいよ。あのミュージカルはすばらしい作品ね。だって本当にすばらしいメッ
セージが込められているのよ。あの曲にはとっても深いヒストリーがあるの。だからプレッシャーを感じているわ」と述べた。(m) |
スヌープ・ドッグ、ウェストコースト・シーンの大会議を開
催!
[2005年04月
16日]
13日、「西」のラップ・シーンにとって重要なサミットがカリフォルニア州ノース・ハリウッドのユニバーサル・シェラトンにて開催された。「ウェスト・
コーストの和平」の名の下に個人的なビーフを解消したいというスヌープ・ドッグ(Snoop
Dogg)の呼びかけに、イグジビット(Xzibit)、ヤング・MC(Young MC)、ザ・ゲーム(The
Game)、D.O.C.、クラプト(Kurupt)、ネイト・ドッグ(Nate Dogg)、ウォーレンG(Warren
G)、キング・ティー(King Tee)、ダズ・ディリンジャー(Daz Dillinger)、シュガ・フリー(Suga
Free)、リル・イージー・E(Lil’ Eazy-E)ら約80人のラッパー達が集まり、話し合いが持たれた。ドクター・ドレー(Dr.
Dre)とシュグ・ナイト(Suge Knight)の姿はなかったという。
主催者であるスヌープ・ドッグは
サミット後、MTV
Newsに対して「我々が一つになって組織化し、一緒にレコードを作ったりする何かのきっかけになるべきだと思ったんだ。今こそ俺たちは何かのために立ち
上がる時なのさ。みんなで行動を起こして、全てのビーフを終わらせたんだ」と語っているように、彼はすでにジェイヨ・フェロニー(Jayo
Felony)、シュグ・ナイト、クラプトらとの対立関係に終止符を打っている。
またアイス・キューブ(Ice Cube)らドレーらが所属していたN.W.A.の故郷であるコンプトン出身のザ・ゲームは、
AllHipHop.comのインタビューで「今回の団結でウェストコースト・ヒップホップシーンの新時代が始まった。今日がウェストコースト・ミュー
ジック全体にとっての重要な記念日さ。新人からベテランまで、80人のウェストコーストのラッパー達が集まったが、忙しくて今日は来られなかったドレーと
Aftermathに代わって俺が、(サミットで司会役を引き受けてくれた)スティーヴ・ハーヴェイ(Steve
Harvey)がシュグに代わって話した。このサミットは本当に必要なものだったと思うし、これがもっと多彩かつ統一されたウェストコーストのラップ・
ムーブメントの始まりになるだろうね」と述べた。ちなみに彼は同じG-ユニット(G-Unit)の仲間でありながら不和騒動を起こした50セント(50
Cent)と、先月和解し共に慈善活動などをスタートしている。
一方、HIPHOPライターとして評論活動で有名なDavey
Dは、今回の動きに対する外部からの妨害を警戒すべきだと警告を発している。「92年以降のウエストコーストシーンで、警察がギャング同士の対立を煽るこ
とでその勢力を弱めようとしたのと同じことが、HIPHOPシーンに対しても起こされるかもしれない」と語った。
長期間に渡る抗争関係で有名なギャング、クリップスとブラッズ両陣営にそれぞれ属していることを公言しているスヌープ・ドッグとザ・ゲームは、共にヨー
ロッパツアーを回るなど協調路線をとっていた。これを裏切り行為とする意見もあったが、彼らは今後も"How the West Was
One"と銘打ったジョイント・ツアーで5月まで全米各地をまわる予定だ。(mj) |
ドクター・ドレーのソロ"the Detox
LP"の制作が進行中?
[2005年04月
08日]
オフィシャルな情報は何も出てこないものの、注目度の高さゆえに数々の噂が流れるドクター・ドレー(Dr.Dre)
のソロ・プロジェクト"the Detox LP"について、新情報が入ってきた。このアルバム向けに50セント(50
Cent)やヤング・バック(Young Buck)、リル・フリップ(Lil' Flip)らの作品の参加してきたプロデューサー、
J.R.(Jonathan "J.R." Rotem)と、こちらも新進気鋭のプロデューサー、ナッツ(Nottz)がビートを提供したという。
これはナッツ本人がインタビューに答えた情報などによるものだが、その完璧主義のもと、大量の制作曲のなかから厳選された傑作ばかりをリリースしてきたと
言われるドクター・ドレーだけに、それぞれのタイトルが最終的に収録されるのかは確実とは言えないようだ。 |
50セントとザ・ゲーム、Hot
97の購入に乗り出す?
[2005年04月
04日]
"Candy Shop"がシングルチャート6週連続トップと変わらぬ人気振りを見せる50セント(50
Cent)についてsixshot.comが刺激的な話題を報じている。電撃和解会見から1ヶ月も経っていない50セント(50
Cent)とザ・ゲーム(The Game)が手を組み、それぞれのレーベル、G-UnitとBlack Wall
Streetから資金を持ち寄ってラジオ局Hot 97の購入を計画しているという。
50セントは「俺は、
去年1億5千万ドル以上稼いだ。そろそろヒップホップ業界や社会に貢献できるように生産的な目的のためにその金を使う時期だと思っている。Hot
97は今各方面から非難を浴びて株価が下がっているから、俺とゲームにも手が届くようになったんだ。でももう少し資本が必要だから仲間をもっと増やさない
とな」と語り、そのためにファット・ジョー(Fat Joe)やジェイダキス(Jadakiss)とのビーフも終わらせるつもりだとか。
50セントとザ・ゲームは、Hot
97の現管理職をすべて解雇し、HIPHOPに根ざしたラジオ局へと大改革すると共に、西海岸と東海岸の融合も目指すという。2人は現在2億5千万ドルの
資金を準備しているとのことだが、他の共同出資者としてはP.ディディ(P. Diddy)、モス・デフ(Mos
Def)、イモータル・テクニック(Immortal Technique)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dog)、ドクター・ドレー(Dr.
Dre)、キャムロン(Cam’Ron)といった面々の名前が挙げられているという。
ただしこれは4月1日付けでアップデートされたニュースであるため、エイプリル・フールの話題として提供されたものである可能性も高く、真偽は確認できて
いない。(t)
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イ
グジビットとドクター・ドレー、著作権訴訟に勝訴。
[2005年
03月26日]
イグジビット(Xzibit)の大ヒット曲"X"の著作権をめぐり、イグジビットと曲をプロデュースしたドクター・ドレー(Dr.
Dre)、レコード会社を訴えていたフィラデルフィアのソングライターMichael
Loweに対して、第3回連邦巡回訴訟裁判所は23日、その訴えを取るに足りないものであるという判決を下した。
Loweは、曲に使用されたビートは自分が制作したもので、ドクター・ドレーの
手に渡るよう期待しつつドレーと親しいスコット・ストーチ(Scott
Storch)にプレゼントしたと主張。しかし、そのビートが使われた場合も見返りは期待していなかったと彼が断言したため、裁判所側は告訴するべきでは
なかったと述べるとともに、ドレーに裁判経費として3万5千ドルを支払うように求めたとのこと。
Aftermath/G-Unitのアーティストのみならず数々のヒットをプロデュースしているドクター・ドレーだが、今年に入ってからもメアリー・J.
ブライジ(Mary J.Blige)とイヴ(Eve)による"Not Today"という曲についても訴訟を起こされている。
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ド
クター・ドレー、5年越しの訴訟に決着か?
[2005年03月
24日]
ドクター・ドレー(Dr. Dre)とTime Warner Inc.、Best Buy
Co.の弁護団は、2000年にエミネム(Eminem)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、アイス・キューブ(Ice
Cube)らと供に行った"Up in
Smoke"ツアーの楽屋での映像を許可なく使用されたとして、当時のデトロイト市職員が起こしていた訴訟の取り下げを、ミシンガン州フリントの公聴会に
要求した。
2001年に発売された"Up in
Smoke"ツアーのDVDの中に、デトロイト市の職員達がドレーのスタッフと激しく言い合う場面がバックステージの様子として無許可で使用されていたた
めに、当初は合計30億ドルの損害賠償が請求されていた。しかしドレーの弁護団は、彼らはカメラが回っていることを知っていたと反論し、2004年1月に
は訴訟の一部について和解している。
"Up in
Smoke"ツアーのデトロイト公演はトラブル続きで、警察側がパフォーマンスで使用するビデオを規制したため、直後にドレーがデトロイト市を相手取っ
て、言論の自由を奪われたとして訴訟を起こしている。この件に関してはドレーが勝訴し、2002年にデトロイト市はドレーの言論の自由を脅かしたとして罰
金25,000ドルと謝罪命じられた。
今回の申し立てに対する正式回答は、近々書面で行われるとのこと。
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ザ・
ゲームにジャダキス、ナズがvs 50セントで共闘?
50セントはレーベル離脱の可能性も..?
[2005年03月
08日]
50セント(50 Cent)とザ・ゲーム(the
Game)の対立がG-ユニット(G-Unit)の分裂、さらには所属レーベルや周囲関係者を巻き込む一大騒動に発展している中、ザ・ゲーム、ジェイダキ
ス(Jadakiss)、ナズ(Nas)が共同で、50セントに対するアンサーソングを制作するという噂が出ている。情報元のSOHH.comによると、
収録は先週金曜日に決行され、プロデュースをクール&ドレー(Cool &
Dre)が務めたほか、シャイン(Shyne)がイントロに参加しているとのこと。
また、ザ・ゲームは4日にロサンゼルスで行われたライブでパフォーマンスを一時中断し、50セントやG-ユニット・クルー、"Candy
Shop"にフィーチャーしているオリビア(Olivia)、彼らのプロモーションを行っている事務所Violator
Managementなど、50セント周囲関係者の名前を次々に挙げながら非難したとも伝えられている。
一方の50セントはというと、ニューアルバムのプロモーションを含めた自分への配慮が欠けているとして、ドクター・ドレー(Dr.
Dre)とエミネム(Eminem)に対するディストラックを制作している模様。さらに今後、G-ユニットの残りのメンバーを連れて
Shady/Aftermathから離脱するという説も浮上しているらしいが、これらの情報はそれぞれ公式に確認されたニュースではないのでご注意いただ
きたい。
このように両者間の情報がメディアなどを介してやり取りされ過熱化している状況下で、一部のファンからはノトーリアス・B.I.G.(Notorious
B.I.G.)と2パック(2pac)間抗争のような悲劇を再現するのでは、と心配する声もあがっている。
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ド
クター・ドレーの側近がG-ユニット分裂を語る!
[2005年
03月04日]
50セント(50 Cent)とザ・ゲーム(the
Game)の対立について、両者のプロデュースに重要な役割を果たしてきたドクター・ドレー(Dr.
Dre)や、彼らをフックアップしてきたエミネム(Eminem)は現在も沈黙を守っている。ところが、ドクター・ドレーのクルーで彼のプロダクション作
業の多くに関わってきたメロウマン(Mellow Man)の名前で、dubcc.comに長文の書き込みがポストされた。
これによると、ドレーやエミネム、配給会社であるInterscopeのJimmy
Iovineらは早い時期にG-ユニットとザ・ゲームの関係は修復できないところまで来ていると感じていたという。メロウマンは「ザ・ゲームのグループ離
脱が、あくまで平穏に、内部で済むことをドレーもエムも、ジミーもみなが望んでいた。しかし50セントは
それを公にしてしまった。彼が何を考えているのか、もうわからない。彼はラジオで『忠誠心』について話していたが、オレからすればこういう『ファミリー・
ビジネス』を公のラジオで煽り立てるということの方が忠誠心に欠けた行為だ」と述べている。また、関係者は基本的にどちらの側にも立たないだろうとした上
で、「ドレーとこの話はしないが、彼は傷ついたと思う。50セントは
ラジオでドレーに対しても不満を漏らしていたが、それならまず直接ドレーと話をするべきだった。50はドレーをとてもリスペクトしていたことを俺が直接
知っているからこそ、今の彼の行動が理解できない。ファーストアルバムを作ったときと"the
Massacre"をレコーディングしたときでは本当に人が違ってしまったようだった」とも述べ、ザ・ゲームの"the
Documentary"と50セントの"the
Massacre"それぞれのレコーディング・スケジュールの擦りあわせがかなり難しいものだったという様子も語っている。また50セントについて、「彼
は深いところではいい人間だと思うが、毎日、常にボディガードに守られているような状況の中で、音楽を一緒に作っている仲間の意見すら聞かなくなってし
まった」とコメントした。
彼はこの書き込みを「この状況を解決するには、それぞれが面と向かって話をするほかない。だからみんなにはいろいろなウワサをすることを止めて、ファミ
リーの間で解決できるようにして欲しい。こんなブルシットのために50セントや、ザ・ゲームが死ぬなんて状況は見たくない。このネガティブな状況を、我々
が学び、成長することでポジティブなものにしていけたらと願う」と結んでいる。
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マ
イアが新作を制作中、ドクター・ドレーらが参加
[2005年
03月03日]
前作"Moodring"から"My Love Is
Like...Wo"、"Fallen"などをヒットさせたマイア(Mya)のニューアルバム"Control
Freak"の制作がスタートしたようだ。彼女が語ったところによると、今回はプロデューサーにドクター・ドレー(Dr.Dre)
などを迎えるという。3月いっぱいは他の予定を一切入れず、レコーディングに集中するという彼女はドレーとのコンビを「パワフルなグウェン・ステファニー
(Gwen Stefani)とゲトーなリル・ジョン(Lil
Jon)のコンビネーションのようなもの」と表現。「"Wo"と同じことはしないわ。あの時に感じていたことをああいう風に出しただけだから、それはもう
いいの。今度のアルバムはとにかく元気なの。歌詞もより誠実で率直で、もっと...深いものになるわ」と語っている。
またドレーの他には、アッシャー(Usher)の"Yeah!"の共作者として知られるソングライターのショーン・ギャレット(Sean
Garrett)の名前もクレジットされているとのことで、早くもヒットへの期待が持たれている。マイアによると、同アルバムはこの夏、遅くても9月まで
にリリースされることになりそうだ。
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ド
レー襲撃事件、やはりシュグ・ナイトが関与?
[2005年01月19日]
昨年11月の『Vibe
Awards』でのドクター・ドレー襲撃事件に関して、犯人のジミー・ジェームス・ジョンソンがシュグ・ナイトの関与を警察に対して証言したと、
Launch.comが報じている。
ジミー・ジェームス・ジョンソンがサンタモニカ警察に語ったとされる内容によると、シュグ・ナイトがジミー・ジェームス・ジョンソンへ5,000ドル(約
52万円)を支払い、更に彼の兄弟への借金を帳消しにすることを条件にドクター・ドレーを襲撃するように命じたという。
なお、このジミー・ジェームス・ジョンソンの証言に関して、警察からは公式発表されておらず、現時点での真偽は不明であるが、シュグ・ナイトの弁護士は
「絶対に真実ではない」と否定している。
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